幻の「八重山共和国」!石垣島は独立した事があった?: 石垣島なんでも図鑑

幻の「八重山共和国」!石垣島は独立した事があった?

【幻の「八重山共和国」 -石垣島ノカルチャーショック】

八重山共和国

沖縄の人に「沖縄は独立したほうががいいか>」とアンケートを取ると「独立したほうがいい」という回答が4割を超えるそうです。
昔、琉球王国として独立していただけあって「独立志向」が強い「沖縄」。

実は、近年、石垣島(八重山)は日本からも沖縄からも独立した事があったのです。

「八重山自治会」のちに八重山共和国と呼ばれることになった、たった8日間の幻の八重山独立国。

これは戦後の混乱時期の話です。
1945年8月15日、日本は終戦を迎えるのですが、沖縄は特殊な状況下にありました。

沖縄は本土とは違い、米軍の軍政下におかれていましたが、
沖縄から遠く離れている南西諸島の離島は米軍の進軍が遅れ、またそれまで統治していた八重山支庁も
機能を停止してしまったため、治安が悪化し無政府状態に陥ったのです。

戦後の混乱に加え無政府状態での食糧不足、マラリアの流行など大変な混乱に陥った八重山地方。
そんな中、治安悪化や混乱を防ぐため、地域の若者や八重山独立を夢見る青年たちが「八重山自治会」結成するべく奔走したのです。

そして昭和20年12月15日、昔の映画館(旧万世館)にて、自治組織「八重山自治会」のちに八重山共和国と呼ばれる自治会が結成されました。
八重山自治会の閣僚などが組織され、宮良長詳(医師)が会長に吉野高善(医師)と宮城信範(元校長)が副会長に選出。
施政方針として治安の確保と人心の安定、マラリア患者対策、引揚者の帰還促進、闇物資への対策が決められたそうです。

無政府状態の中、地域住民が立ち上がってできた八重山自治会(八重山共和国)。
しかし、それはたった8日間という短い期間で終わってしまいました。

自治会結成から8日後の12月23日、米軍のチェイス海軍少佐を八重山に派遣され米国海軍軍政府の統治権が宮古・八重山諸島にも及ぶと「米国海軍軍政府」の樹立が宣言されました。
これにより、軍政府の下で「八重山支庁」が復活することになったのです。
初代の支庁長には、そのまま八重山自治会長の宮良長詳が任命されました。
これにより、八重山自治会は解散となったのです。

これが後に幻の八重山共和国として語り継がれることになったお話です。

独立主権国家として宣言したわけではないので、独立したのかとは意見が分かれるところのようです。
でもそこには、八重山の住人だけで島を守ろうと立ち上がった姿があったのは確かです。

歴史に「もし」はないけれど、もし米海軍が離島の統治まで行わなかったら、八重山はどうなっていたんでしょう。
ついつい考えてしまいますね。

日本最南端の八重山諸島で起こった、たった8日間の独立物語の話でした。






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posted by 石垣島 | 石垣島のカルチャーショック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする