石垣島の植物 (5): 石垣島なんでも図鑑

オキナワキョウチクトウ!美味しそうな赤い実、じつは・・

【オキナワキョウチクトウ(ミフクラギ)】

オキナワキョウチクトウ


オキナワキョウチクトウ、漢字で書くと「沖縄夾竹桃」。
5月頃から可愛らしい白い花を咲かせます。
花の真ん中がピンクかかっていてこれがまた可愛らしい。

このオキナワキョウチクトウは塩害に強いという事もあって、石垣島では、海の近くの街路樹や公園などに植えられています。
石垣島の北部地域、伊土野や野底周辺の海沿いでみる事が出来、5〜6月頃、この周辺をドライブすると白い花が咲いた沖縄夾竹桃を見ることができます。

kyoutikutou1.jpg


花が咲き終わる頃にオキナワキョウチクトウは実をつけます。
未熟果の時は緑色ですが、だんだん熟していくと美味しそうな赤い実をつけます!
遠くから見るとマンゴーのように見え、近くでみるとパッションフルーツのように見えるつい食べたくなりそうなな赤い実。


ミフクラギ

mifukuragi.jpg


でもこの実、じつは危険! 毒を持っているんです。
オキナワキョウチクトウの和名は「ミフクラギ(目膨木)」
方言名では「ミーフックワー」や「ミーフックヮギー」と呼ばれます。
その意味は「目が腫れる」です。

そうこの実からでる樹液や、実の中にある種子には毒があり、誤って樹液が付いた手で目をこすってしまうものなら、目が腫れます。
こんな名前が付くぐらいだから、昔これで目が腫れた人がたくさんいたんだろうな〜。

この毒は、沖縄では昔は有効活用されていました。
このミフラギの毒を漁業に利用していたそうです。
※現在はこの毒を利用しての漁業は禁止されています。

その他にも特に毒の強いミフクラギの種子はネズミ駆除のための毒団子の材料にもなったそうですよ。
木の樹液なども毒があり、ミフクラギの木からは油脂がとれ燃料や殺虫剤としても利用されていたそうです。

見た目が美味しそうなだけに怖いですね〜。
くれぐれも間違って食べないように!

このミフクラギは意外と長生きします。
沖縄本島の名護には天然記念物にも指定されている樹齢200年にもなるミフクラギがあるそうですよ。

それにしても昔の人達の自然の利用法には驚かされます。
きっと誰かがこの木に毒があるのを身をもってしり、それを漁業に利用しようと考えた人がいて、これも生きる知恵ですね。







にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 石垣(市)・石垣島情報へ   友だち追加数
にほんブログ村     石垣島の動画      ▲LINE@やってます!
▼石垣島のイベント情報やスポット情報、面白ネタを配信中!▼
posted by 石垣島 | 石垣島の植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

役立つ植物「モンパの木」

【石垣島の植物 モンパ(紋羽)の木】

HI390251.jpg

石垣島などは海岸線でよく見かける「モンパ(紋羽)ノキ」。
潮風に強く、10Mほどの高さに成長する小高木。

昔から、この植物はとっても役に立つんです。

水中眼鏡を付けてシュノーケルをしていると、曇ってしまう事よくありますよね。
唾で水中眼鏡をこすっても、持続せず、すぐに曇ってしまう。
せっかくのきれいな魚や珊瑚礁が、ぼやけてつまんな〜いって人に!!

こちらの「モンパの木」役に立ちます。
このモンパの木の葉っぱをちぎり、汁をごしごし水中眼鏡に塗りつける。
あ〜ら不思議!ぜんぜん水中眼鏡が曇らないんですよ〜。
しかも長時間は曇らない状態が持続できるんです。

昔の漁師の人は、このモンパの木で水中眼鏡の縁を作ったり、葉っぱを曇り止めに使ったりしていたんですよ。
絞り汁は、民間薬としても使われていたみたいです。
島の先人たちの知恵ですね。

ちなみに日本で初めて造られた水中眼鏡は、糸満の海人がこのモンパの木を加工して作った水中眼鏡と言われてるんですよ。


ぜひ海に入る前には「モンパ(紋羽)ノキ」の葉っぱで水中眼鏡をゴシゴシ!
石垣島のきれいな海を、思う存分楽しんでくださいな。


日本花卉ガーデンセンター






にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 石垣(市)・石垣島情報へ   友だち追加数
にほんブログ村     石垣島の動画      ▲LINE@やってます!
▼石垣島のイベント情報やスポット情報、面白ネタを配信中!▼
posted by 石垣島 | 石垣島の植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リュウキュウアセビ 馬が酔う木?

【リュウキュウアセビ(琉球馬酔木)-石垣島の植物】

リュウキュウアセビ

小さくて白く美しい壺のような花を咲かせるリュウキュウアセビ。
リュウキュウアセビは2〜4メートルぐらいの高さに育つツツジ科アセビ属の常緑低木です。
開花時期は2月〜4月ごろで、石垣島では2月中旬ごろにバンナ公園で咲いている姿を見ることができます。

属名はPoeros、ギリシャ神話の女神ミューズが住んでいたピエリスが由来といわれています。
そしてリュウキュウアセビを漢字で書くと「琉球馬酔木」と書きます。
馬が酔う木? そう馬が酔う木なんです。

アセビ科は有毒を含んでいて、本土などでは昔は葉を煎じて殺虫剤として使われていたそうです。
その有毒成分ゆえ、馬が知らずにこの葉を食べるとしびれたり苦しくなって動けなくなることから、「馬酔木」という名前がついたそうです。
だれがこの名前をつけたかはわかりませんが、こういった名前だとストレートで覚えやすいですね。
馬が酔う木=リュウキュウアセビ。

琉球馬酔木

ちなみにこのリュウキュウアセビ(琉球馬酔木)、残念ながら絶滅危惧種です。
環境省のレッドリスト「ごく近い将来における絶滅の危険性が高い種」として登録されているのです。
美しい花を咲かせるということは乱獲されやすい。
またたくまに乱獲され今自生しているのはわずかと言われています。
自然の中で咲いている姿こそ一番美しいと思うのですが・・・。

なので、見つけても花をとったりせずそっとしておきましょう〜。
石垣島でリュウキュウアセビが見れるスポットは、バンナ公園のセイシカの橋南側とバラビドー橋北側あたりです。
石垣島の2月の楽しみ「リュウキュウアセビ」の美しい花!

こちらの地図より琉球馬酔木が見れる場所を確認できます。
(左メニューバー→石垣島の植物→リュウキュウアセをビクリック)
リュキュウアセビが見れる場所

※こちらのページのリュウキュウアセビ写真は著作権フリーです。
 素材等でご自由にお使いください。 





にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 石垣(市)・石垣島情報へ   友だち追加数
にほんブログ村     石垣島の動画      ▲LINE@やってます!
▼石垣島のイベント情報やスポット情報、面白ネタを配信中!▼
posted by 石垣島 | 石垣島の植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする